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オミクロン株での濃厚接触者の待機期間について

新型コロナウイルスは、変異するスピードが早いようで、今猛威をふるっているオミクロン株は、昨夏のデルタ株と随分と性質が違います。例えば、潜伏期間(ウイルス曝露から発症までの日数)はデルタ株と比べて短くなっていて、3日前後と報告されています[NIID]。従って、濃厚接触者の待機期間なども流行する新型コロナウイルスの型によって左右される部分があり、厚労省も「事務連絡」という形で随時通知を出していくので、それをフォローしていく必要があります(これがなかなか大変)。

オミクロン株では、潜伏期間が短く、またウイルスの排出は、診断・発症から7~9日目にはなくなると報告されていることも踏まえ[MHLW]、濃厚接触者の待機期間は、令和4年1月28 日付の通知で10 日間から7日間へ短縮されています。で、起算日がいつなのか?いつから職場に復帰できるのか?など、患者さんから訊かれることも多く、なかなか口頭では説明しにくい部分もあるので、令和4年2月2日一部改正の事務連絡を基に、説明用のスライド[PDF]を作成しました(自由に使っていただいて結構です)。

令和4年2月2日改正の事務連絡を基に作成

エッセンシャルワーカー」とは、医療・福祉従事者に限らず、電力やガス・水道といった生活インフラ等に直結したサービスに従事している方々も含みますが、これに該当する方々は、最速5日目で待機が解除になります。注意点としては、検査は事業者の費用負担(自費検査)により行い、4日目及び5日目の抗原定性検査キット(薬事承認されたもの)で陰性確認が取れたら…ですし、他にも満たすべき条件があることでしょうか。詳しくは当該事務連絡をご参照下さい。また、当院でも抗原検査は可能ですので、適宜、お問い合わせいただければと思います。

エッセンシャルワーカー以外の方々は、上図のように、コロナ陽性者と接触した日を0日目として、翌日から7日間は自宅などでの待機となり、体調の変化などないか観察することになります。

さて、同居している家族で陽性者が1人出ると、他の同居している家族はほぼ自動的に「濃厚接触者」となりますが、注意点としては、この場合は、たとえエッセンシャルワーカーであっても、同居家族に陽性者がいる時点で、最速5日での待機解除とはならずに、7日間の待機期間となることでしょうか(私の解釈が間違っていたらご指摘下さい)。

随時、情報はアップデートしていこうと思いますし、兎に角、はやく収束してほしいですね。

■ 了

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『オミクロン株での濃厚接触者の待機期間について』へのコメント

  1. […] 先日、オミクロン株の特性を踏まえた濃厚接触者の待機期間の記事を書きましたが、ここ数日は、小さいお子さん~小学生の陽性者が目立ち、流れとしては、そのご両親や兄弟姉妹がほぼ自動的に濃厚接触者となるパターンが多いので、濃厚接触者となったご家族の待機期間がどうなるのかを説明するための資料(スライド)を作成しましたので公開しておきます。あくまで現時点での対応ですので、今後変わる可能性は十分にありますが、参考になればと思います。出典は、令和4年2月2日一部改正の事務連絡で追加された部分になります。 […]

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