当院のウェブサイトをリニューアル

当院のウェブサイトをリニューアル

2020年1月に竹下内科を義父から承継し、コロナ禍を乗り越えていつの間にか6年が過ぎていました。元々当院のウェブサイト(ホームページ~HP)は、自分で作成しようと思っていたのですが、承継時にやることが多過ぎてHP作成の時間が取れないと判断、外部のHP作成業者に依頼した経緯があります。ほとんどの医療機関のHP作成や運営は外部の業者に委託しており、自分でゼロから作成するケースというのは皆無に近いのではと思いますし、自作なんてのはウェブ関連の技術やプログラミングに精通している一部の先生方(好き者)に限られると思います(まぁ、HP作成にコストをかけたくない等の理由で、最低限のHPを自前でというケースはあるかもしれませんが)。

そんなわけで当院のHPも2020年当時、外部専門業者に委託して作成していただきました。見栄えの良いサイトを、比較的に安価な導入コストとランニングコストで作っていただき、5年以上が経ちました。ただ、良いことずくめという訳ではなく短所もあります。外部業者に丸投げする利便性と引き換えに、自分の好きなタイミングで自由にデザインをいじれない場合が殆どだと思いますし、出来ることと言えば、お知らせ欄に投稿する記事をシンプルなテキストで投稿するぐらいです。個人的には、デザインや内容を自由にいじり倒せないというのは地味にストレスに感じていました。ただ、ゼロからの再構築は、やはり時間がなぁと思っていたわけです。そうこうしているうちにAIの時代がやってきました。Web関連のスキルやプログラミングの知識が皆無でもそれなりに本格的なアプリなどを作成出来るという、一昔前では想像もつかない時代になっています。私は、WebやHP作成関連の知識はそれなりに持ち合わせており、そこにAI活用というスパイスが加わると、相当な時間の短縮に繋がることが、実際の作業を通じて判明しました。以前なら、Web関連のテクニックで、あれをやりたいなと思ったときに、自分なりに試行錯誤して動作検証してから実装していくというパターンでしたが、今はそのイメージさえあれば、それをAIに指示出しするだけです。で、ものの数分でAIが回答します。その結果を見て、微調整が必要なら、さらに指示出しして完成度を高めていく感じです。人間相手と違って、地味に効いてくるのが、AI相手だと時間帯を気にしなくて良いことです。深夜の2時、3時に、あぁあれをやっておこうかと思ったら、その場でサクッと指示出し。そのまま寝て、翌朝にさてどうなったかな?と確認することだって出来ます。人間相手にはこんなことは出来ませんね。心底良い時代になったと思います(しかもまだまだ発展途上というのが末恐ろしくもありますが)。

というわけでちょうど9月頭から、自分が意図したとおりにデザインしたHPが出来上がり公開することが出来ました。本当は8月中にリニューアルしたかったのですが、ドメイン移管作業にちょっと手こずり。トップページにアクセスすると、「お知らせ」に自然と目が行くようになっているかと思います。従来のサイトは、このお知らせ欄がちょっと目立ちにくい感じでした。技術的には、内部の投稿用のエディタはPHPというプログラミング言語をベースに、Quillというオープンソースのリッチテキストエディターを実装しています。現状、機能は最小限にしていますが、強調のためのハイライトマーカーを付けたいと思ったら、それをAIに指示するだけです。ハイライトマーカーは、見栄えのためにCSSというスタイルシート言語を利用しますが、以前、記事にしたことがある蛍光マーカーのCSS指定を組み入れても良いですね。

他に、今回、ある意味試験的に実装してみたのがAIによる質問チャットです。トップページの左下に、フクロウの吹き出しがフワフワしていると思います。クリックすると実際に質問事項を入力できます。音声入力もOKです。下図のように、裏側では、GoogleのGeminiの開発者ツール(Google AI Studio)を活用していて、AIモデルは好みのものを指定できるますが、高性能すぎると逆に回答のレスポンスが遅かったりしたので、その辺りはサクサク動くものを指定しています。質問のログは記録しているので、頻出の質問などがあれば、それを定期的に反映させたり出来ますが、この辺の環境構築を全部AIがやってくれるんです。本当に便利ですね。

 

AIによる質問チャットの構築フロー
AIによる質問チャットの仕組み

Web関連の技術は、JavaScriptやCSS含め進歩が早いです。HPをAIの助けを借りて自前で作成・管理することで、これらWeb最新技術へのフォローアップもしていかなくては、という気持ちになるので頭の体操にもなって良いですね。今後、定期的にHPはメンテナンスしていきますし、更新が滞りがちなこの院長ブログも更新頻度を高めていこうと思います。

■ 了

|